〇〇〇〇さん利用終了の続きです。

続きです・・・

 

ご家族は、ショートスティと当デイとを連携させながら

 

在宅で介護するつもりでいたようですが

 

・・・〇〇〇〇さんの病気は眠ることを忘れさせてしまったのです。

 

病気は睡眠導入剤さえも受け付けず、

 

〇〇〇〇さんは疲れるばかりでした。

ご家族は〇〇〇〇さんを見守るために

 

一緒に起きている状態だったのでしょう・・・何日も何日も・・。

 

 

〇〇〇〇さんがうとうとと寝ている間に、

 

ご家族は家事などをするのですから、

 

さぞかし、辛く苦しく疲れる日々だったと心情を察します。

 

 

施設入所も、ちょうど空きがあったようで、

 

申し込みをしたその日の午後に急に「入所できます」

 

と返事があったとのことでした。

 

 

しかし、本当に家族の思いを考えるなら、

 

何時間もしないで入所決定通告するのは酷のような・・・？

 

 

逆に、介護疲れの家族のために早めの方がいいのかも・・・？

 

 

施設入所は何十人待ちのこのご時世に

 

なんと贅沢なことをと思いますか・・アナタは？

 

 

まだまだ、考えさせられる「認知症者への対応」のしかたです。

 

私は６時間～８時間の通所利用でも、家族の思いをもっと大事にし、

 

時間をかけて話し、家族が納得する時間が必要だと思い、

 

何回も足を運んだり、電話をしたりしています。

 

 

まず、家族との信頼関係を構築してから、

 

大事な家族（利用者様）をお預かりすることを

 

念頭に置いて対応しています。

 

 

認知症対応って本当に難しい！！

 

 

孟宗　竹子